熊谷の整体サロンです。肩こり・四十肩/五十肩・手首痛・腰痛・膝関節痛はご相談ください!

音楽家のコンディショニングがもたらす3つの利点!

音楽を仕事・趣味で行っておられる方がコンディショニングをすると故障が減りパフォーマンスがアップすることはご存知でしょうか?3つの利点をご紹介します!

趣味で楽器を演奏されていたり、仕事でコンサート活動やライブ活動をされている方、市民合唱団や吹奏楽団に所属して活動されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ときに、楽器を演奏していたり発声していて肩が張りやすかったり呼吸が続かなくなっていたり、指の動きが悪く感じたりすることありませんか?

これらの身体に起こる不調は、指を繊細に動かし、呼吸を用い、腕を力強くときにしなやかに動かすこともある音楽家の方の筋肉疲労の蓄積や柔軟性の低下が原因です。

しかし、楽器演奏においてダイナミックな動きはあまり生じないため、スポーツ後のような疲労感を感じることが少なく「休めば治る」と思われている方も少なくありません。そのため、放置された疲労が少しずつ蓄積し、指がこわばって動きにくくなってしまったり、肩こりが起きやすかったり、楽器を構えることが辛くなってしまったり、長いフレーズを同じボリュームで発声できなくなってしまったりと不調につながってきます。

これらの疲労をしっかりと取り除き、高いパフォーマンスを維持するためには、定期的な身体のメンテナンス・コンディショニングが必要となります。

では、コンディショニングをすることでどんなメリットが得られるのでしょうか?

音楽家のコンディショニングがもたらす3つの利点

そこで、音楽家の方がスポーツマン同様、練習後・本番後のからだケアがどうして必要なのか、コンディショニングをすることで得られる利点を3つご紹介していきます。

演奏姿勢を整えてパフォーマンスアップ!

楽器によってそれぞれに構え方、姿勢、重心位置のとり方は異なりますが、比較的左右非対称な姿勢で演奏する楽器が多いかと思います。フルート・ギター・バイオリン・チェロ・ホルンなどどれも左右非対称な演奏姿勢です。

そのため、演奏姿勢を保つために使われる筋肉や必要な筋力が左右で異なり、使い続けることで筋力差や柔軟性の差が生まれます。

例えば、フルートの場合、体に対して頭を左に向け、唇の下・右手の人差指の付け根・左手の親指の3点で楽器を支え、楽器が右側に長く伸びています。この状態で姿勢を安定させ、右腕・左腕それぞれで異なる楽器の支え方になるため左首・右肩・左胸・左脇腹に負担がかかりやすくなります。

フルートの立奏姿勢です。

人によっては、唄口に顔を近づけるようにしてしまい頭を突き出すような姿勢になってしまう場合もあるため、首にも負担がかかります。ポジションが崩れ始めると体全体への負担も増え、腕のだるさや呼吸苦にもつながってしまいます。

チェロの場合、椅子に座り、エンドピンと上半身の胸部で楽器を支え、人によっては胴体あるいは側板部分を太ももの内側で支える方もいらっしゃるかと思います。

チェロを演奏している様子です。

椅子に座っている姿勢が猫背のように背中・腰丸まった姿勢のままチェロを支え、手首だけに力を入れて弓を動かすことで、腰痛や肩周りの張り、上腕・前腕の強張りや手首の痛みにつながることがあります。

その他にも、ヴァイオリンであれば指板にて弦を押さえる腕とボウイングする腕の位置・首の向きは左右非対称な立ち姿勢ですし、ギターであればネックを押さえる手と弦をはじく手の位置は異なりますし、ホルンであればレバーを押さえる手の位置・ベルを支える手の位置は左右非対称です。

ですので、左右非対称な姿勢をともないやすい楽器を演奏する際は骨格が歪みやすく、掛かる負担も左右で異なるためバランスが崩れやすくなるのです。

これらの問題は、日頃からコンディショニングを行うことで、左右非対称や楽器特有の姿勢からくる負担を解消することができ、パフォーマンスの維持・向上につながり質のいい練習や自信を持って本番に望むことにつながっていきます。

日常生活・仕事からくる姿勢の崩れからくる不調を解消!

先程、演奏中の姿勢は左右非対称であったり、楽器特有の構え方があることをお話しましたが、実は日常生活上の座る姿勢・立つ姿勢の影響も演奏姿勢に反映されるのはご存知でしょうか。

デスクワークの多い仕事されている方・前傾姿勢での作業が多い仕事をされている方・1日中立ち仕事の方は、猫背や反り腰、スウェイバック姿勢など姿勢が崩れた状態で仕事をしていませんか?

日常生活の姿勢で猫背になってしまっている女性

足を組んで椅子に座っていることはありませんか?

脚を組んで座って猫背になっている男性

立ち姿勢で作業をするとき、休めの姿勢に長時間なっていませんか?

休めの姿勢をとっている男性

上記した姿勢は、猫背・巻き肩・脊柱の歪み・骨盤の歪みにつながり、演奏姿勢を保持する上で必ず悪影響をもたらします。

なぜ、悪影響をもたらすようになるのか。猫背であることで肩甲骨が外に開いた位置に来ることで肩周りの負担を増やし、脚を組んで座ることで股関節の筋肉のバランスや骨盤の歪みを伴いやすくなり、休めの姿勢で重心が片方に寄った状態で立つことで上半身・股関節などの左右の筋力バランスが崩れやすくなるためです。

 人の背骨は正しい位置にあることで効率よく力を伝える作用を持ち、S字カーブが保たれていることで上半身を円滑に動かすことができます。

脊柱(頚椎・胸椎・腰椎)の解剖図

ですが、上記してきたちょっとした姿勢の崩れから、脊柱が本来持っているS字カーブが崩れ、一番効率よく体幹が安定している姿勢が保てなくなり、結果として肋骨の間にある肋間筋という呼吸に関わる筋肉が硬くなってしまったり、前鋸筋や僧帽筋といった楽器を支えるために必要な筋肉が硬くなってしまったり、外腹斜筋という上腹部の筋肉が硬くなったりと悪循環を生み出します。するとブレスコントロールが難しくなったり指先が力みやすくなってフィンガリングでミスが出たりという悪影響を及ぼします。

こういった日常生活で起こりうる姿勢の崩れからの身体への負担を取り除き、無駄な力みや負担がかからない身体の環境づくりをすることがコンディショニングでできるのです。

オーバーユースを予防できる!

以前、投稿させていただいた日本音楽家医学研究会の学術集会にて、練習のやりすぎ(オーバーユース)をすることで、『腱鞘炎』を発生しやすくしたり、指先をより効率よく動かそうとするあまり、指先が動かなくなるといった『ジストニア』という症状が出やすいと報告があります。

腱鞘炎やジストニアの原因の一つとして挙げられるのがオーバーユース(使いすぎ症候群)です。

ハルモニアをご利用いただいた音楽家の方の多くが、

【指がうまく動かない = 練習量が足らないから】

と考えていらっしゃる方が多かったのですが、よく指の筋肉の状態や関節の状態を確認するとどの方も効率よく動かすための筋肉・関節の環境からはかけ離れていることがほとんどでした。

  • 練習量が足らず、指の動きが最適化されていないから上手く演奏できないのか
  • 指の筋肉を酷使しすぎて疲労を超えて硬くなってしまい指が動かないのか

うまく動かない原因をしっかりと探して突き止めることが重要になります。しかし、音楽家自信がどちらの問題なのか判断するはなかなか難しいかと思います。

いつものことだからと思っていても、身体の専門家から見ると一歩間違えば痛みが出ていてもおかしくない状態という場合があるのです。

コンディショニングをしていくことで、指の疲労の蓄積を見逃すことなく動きやすい指の環境を維持することができ、演奏パフォーマンスを維持・向上することにつながるわけです。

注目

日本音楽家医学研究会では、がむしゃらに練習するのではなく、イメージトレーニングを上手に使うことが身体の負担を減らすことにつながるとのお話がありました。演奏する前に、どのように指を動かすか事前にイメージトレーニングを繰り返した上で、1回の練習に取り組むだけで練習効率が上がるとの報告もあったため、イメージトレーニングをしっかりと行うことも必要かと思います。

楽器演奏者に知ってほしい!イメージトレーニングが身体の負担を軽くする。楽器演奏者に知ってほしい!イメージトレーニングが身体の負担を軽くする。

身体のコンディショニングをスタートしてみましょう!

コンディショニングをすることで、

  • 高いパフォーマンスを発揮する演奏姿勢を保てる
  • 日常生活から起こる身体への影響を軽減する
  • オーバーユースを予防することができる

という利点があることをお話してきました。できる限り長く、音楽を仕事・趣味として続けられる身体でいるようにコンディショニングを取り組んでいただけると良いかと思います。

ヨガやピラティスなどをやってみるのも一つの手です。

音楽家の身体の不調改善に力を入れています!

整体サロンHarmonia(ハルモニア)には、【音楽家のコンディショニング】という音楽家に特化した整体メニューがあります。

合唱やミュージカルなどの歌唱・発声ををしている方の発声における姿勢や動作、楽器演奏する方の姿勢や動作を基に、うまくパフォーマンスが発揮できない、不調の原因を探し出し、施術・トレーニング・ボディワークを通しての発生しやすい・演奏しやすい身体の使い方へ改善していくメニューです。

  • 長年かけて硬くなった身体を施術してほぐし使いやすい身体へ変える
  • どんな姿勢が演奏する際負担を少なくするのかボディワークで伝える
  • 硬くなった筋肉を自分どうストレッチしたら良いかアドバイス
  • 発声や楽器演奏に必要な筋力トレーニングを個人の体の状態に合わせてアドバイス

といったことを対応可能です。

  • 指の動きが悪くなりパフォーマンスが落ちた
  • 演奏中、腕が重く感じて長時間練習できない
  • 演奏後首が痛くなる

などの症状がある場合はお気軽にご相談ください!

ご予約方法

コンディショニングサロンHarmonia(ハルモニア)は完全予約制です。
お電話、LINE、予約フォームのいずれかでご予約くださいませ。

【補足】ハルモニアが音楽家のコンディショニングを始めた理由

ハルモニアで音楽家特化の施術「音楽家のコンディショニング」を始めようと思ったきっかけについてお話します。

市民吹奏楽団にてフルート奏者をしていた理学療法士の妻が音楽家の身体の不調を問題視

Harmonia女性スタッフとしてともに活動している妻は、中学生からフルートを吹いており、呼吸の方法や楽器を持つ方の疲労などを感じてことがあったので、理学療法士として音楽家の方になにか出来ないかとずっと考えていたという話をされたことがあります。実際に、妻が所属していた市民吹奏楽団の方々の身体の状態を確認させていただくことがあった際、肩こりや腰痛、呼吸苦など身体の不調の訴えがあり、それに対する施術を行ったということもありました。

その時感じたのは、呼吸の方法一つでたくさん息が吸えるようになったり、強く息が吐けるようになったりパフォーマンスはガラリと変わるということ。呼吸に置いては、認識が間違っている人も多いため変化が出やすかったのです。

こういった呼吸苦で悩む管楽器奏者の方の負担を減らしたい、腱鞘炎・ばね指など指や手首のトラブルで悩む方を減らしたいという気持ちが音楽家の方への整体を行うことの1つ目のきっかけです。

腱鞘炎にお悩みだったチェリスト(チェロ奏者)との出会い

 整形外科クリニックのリハビリテーション科で勤務していた際、腱鞘炎でお悩みのチェリストの方を担当した経験も音楽家のコンディショニングを行おうと決意した理由の一つです。

そのチェリストさんは腱鞘炎だけでなく、過去には胸郭出口症候群で手のしびれがあり3ヶ月程度まともな演奏ができなかったことを経験されていた方でした。リハビリを行ううちに、腱鞘炎も改善され、胸郭出口症候群の症状も軽減していきました。

「定期的に体のメンテナンスがお願いできるところがないか」という相談があり、クリニックのリハビリではメンテナンスとしての利用はできないため整体という分野でサポートする必要があるのではないかと考えたのです。

チェリストの方とのお話の中で、楽器演奏者の方々に故障が多くどこにいったら治るのかわからないというお話もいただきました。

欧米に比べて音楽家のコンディショニング環境が十分ではない

 日本は、欧米に比べて音楽家専門の医療というものの発展が乏しいとともに、音楽家自身が身体の構造の理解や医学的なサポートを受けることの重要性を理解していないということでした。

「腕が張ってもいつも通りだから」
「腕がパンパンになるのは練習した証拠」

のように日本人特有の根性論のようなものがまかり通っており、それらのことは普通ではないことを理解してない方も多く、アフターケアが不十分なのが現状です。

理学療法士の立場から考えると、音楽家もスポーツマン同様、アスリートであると考えられます。本番に向けて練習を積み重ねて成果を出す。これはスポーツマンも音楽家も同じです。ただし、プロスポーツ選手にはチーム専属や個人個人にトレーナーや理学療法士が帯同していつでも体のケアを受けることができるのです。音楽家は体のことをわかっている方は、ヨガやピラティスその他整体などを利用し整えている人もいますが、一握りであることは間違いありません。

音楽家のコンディショニングがどうして必要なのかということに関して述べてきました。セルフケアが出来ている方もいらっしゃるかと思いますが、セルフケアをしていない方のほうが多いのが現状です。

身体の使い方については、人それぞれで癖や特徴が異なるため、全ての人に同じ施術やストレッチ、ボディワークが当てはまるかといったらそうではありません。自分の演奏中の癖や演奏動作における身体にかかっている負担を減らすために、演奏パフォーマンスを高めるためにどういった身体の使い方が有効なのかを相談していただける場所をつくるのが、整体サロンHarmoniaが音楽家に特化した整体を行う理由です。

もちろん、ボディワークだけでは変えられない体の硬さは、施術を含めてリセットしてから身体の動かし方を再構築していきます。日頃の身体の不調も含め、音楽家の方の身体の使い方を調整していきますので、ぜひ一度ご相談ください。

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