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音楽家の不調の一つ【ばね指(弾発指)】の原因と対処法を解説します!

 指を使う機会の多い職業の方がなりやすいばね指。道具を握って仕事をする方、重たいものを持つ機会が多い方、ピアノや弦楽器など楽器奏者の方にみられる疾患です。

指が疲れるけど休めば楽になるからとそのままにしておいて、気がついたときには指がカクカクしてしまい、うまく動かなくなるといった問題に直面します。

今回は、ばね指について原因と対処法について解説します。

症状・所見

 ばね指は、手のひら側のMP関節にある腱鞘に繰り返される機械的な負荷により線維軟骨化が生じ、対応する屈筋腱(指を曲げる筋肉の腱)の肥厚とあいまって指を曲げ伸ばしする動作の際に痛みを伴う弾発現象を引き起こすものです。

ばね指の起こりやすい中手指節関節(MP関節)を表した写真です。
ばね指が起こる場所
ばね指の機構です。線維化し硬くなってしまった腱鞘内を肥厚した屈筋腱がうまく滑走できないことで起こります。
ばね指のメカニズム

 時に指が曲がったままロックされ、自分自身の力で指を伸ばすことができなくなり、反対の手で指を伸ばすといったことが必要となり、戻す際には強い痛みを伴うことが多くあります。

 時間の経過した症例では、PIP関節の二次的な屈曲拘縮がみられます。中高年の女性に多く、男性の2〜6倍の頻度と言われています。

ばね指の二次的な影響で硬くなりやすい近位指節間関節(PIP関節)の場所を示した写真です。
二次的に硬くなってしまうPIP関節

対処法

整形外科に受診する

 まずは整形外科で症状をみてもらいましょう。保存的治療として疼痛部位の安静と副腎皮質ステロイドの腱鞘内注射が行われます。数回施行しても無効な例では手術的に腱鞘の切開術が行われる場合もあります。

リハビリなど施術を受ける

 整形外科を受診してばね指と診断されても、注射だけでは炎症は落ち着いても線維化した組織や肥厚した腱に対しては何もできていません。これらの組織に対してほぐすような施術や超音波療法などの物理療法を行うことで組織の柔軟性を引き出したり肥厚した腱を平坦化させていきます。整形外科でリハビリが受けられればいいですが、リハビリがない場合は施術を受けられる場所に相談してみるのも方法です。

セルフケアをする

 ばね指の症状を持続させないためには、指の動きに関わる筋肉を緩めておくことが大事です。指を曲げる筋肉だけでなく、指を伸ばす筋肉が硬くなることでも指を曲げる筋肉が力んで硬くなり、ばね指につながることもあります。簡単にできるストレッチをご紹介します。

手のひら側の指の筋肉ストレッチ

手のひらを天井へ向け、前へ伸ばし、手首を床へ返すように手のひら側を伸ばします。オレンジ色の部分が伸びて痛気持ちいい状態で20秒を2〜3セット行いましょう。

指を曲げる筋肉を伸ばすストレッチ
矢状面
指先が下に向くようにしながら手首を手の甲側へ向けて反らして前腕の手のひら側をストレッチします。
前額面

手のこう側の指の筋肉ストレッチ

手のひらを床へ向け、腕を前に伸ばし、手首を床へ返すように手の甲側を伸ばします。オレンジ色の部分が伸びて痛気持ちいい状態で20秒を2〜3セット行いましょう。

片方ずつ行う橈側手根伸筋のストレッチ方法です。前腕を回内し、手のひらを外側へ向け、反対の手で手の甲側から手のひら側へ手首を曲げるように押します。
矢状面
腕橈骨筋を中心とした手の甲側のストレッチ(前額面)
前額面

それぞれのストレッチを行うことで症状が軽くなる場合は、それらを継続していただくと比較的症状の悪化を予防できます。

ストレッチすると痛くて続かない・手の甲側が痛くて手のひらが伸ばせない・手首を返すと痺れるといった症状がある場合は手のひらの腱鞘だけの問題ではなく、手首の柔軟性や前腕(肘から手首までの腕の部分)の使い方に問題があるため無理に続けないようにしましょう。

まとめ

 ばね指(弾発指)について解説しました。指先の作業が多い仕事にてなりやすい職業になります。また痛みを伴う場合は、整形外科医から安静を言われることが多いですが、早めから腱鞘に掛かる負担を減らすことが大事です。

注射や痛み止めだけでは、痛みは良くなってもカクカクしたり指が曲がったまま元に戻りにくい症状は改善されにくいので、ストレッチなどセルフケアを行ってみましょう。症状が変わらなかったり悪化する場合はリハビリが受けられるといいでしょう。

整体サロンHarmoniaでは、ばね指への施術を行っています。仕事や趣味における指の使い方から必要な施術を選択してご自宅でも続けられるセルフケアの方法をお伝えします。我慢し続けて指先のしびれや指が伸びなくなって元に戻らないなどの重症になる前にぜひご相談ください。

ご予約方法

 整体サロンHarmonia(ハルモニア)は完全予約制です。以下の予約フォーム、LINE、お電話のいずれかでご予約ください。

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