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手首の痛み、指のこわばりの原因【腱鞘炎】

腱鞘炎について解説していきます。

腱鞘炎の総称に関しての紹介は、以前作成した以下のブログにてご紹介しています。

腱鞘炎での手首の痛み ほっとかないで!【手首の痛み】

ここでは、腱鞘炎として細かい疾患に関して解説していきたいと思います。

症状・所見

de Quervain病(ドゥケルバン病)

 伸筋腱長母指外転筋腱、短母指伸筋腱の第1区画内での狭窄性腱鞘炎です。手関節橈側の茎状突起部に母指運動に伴う痛みがみられます。母指を手掌内で他の指にて握らせ、手関節を尺屈することにより同部に激痛が現れます(フィンケルシュタインテスト)。

フィンケルシュタインテスト

尺側手根伸筋腱炎

 手関節尺側部痛の原因の一つとして頻度は高いと言われています。前腕の回内外が強制される外傷後に発症することが多い疾患です。抵抗を加えて手首を手の甲側へ返す動きや小指側に手首を倒す動きをすると痛みを伴います。

手関節尺側部の痛みを示した画像です。尺側手根伸筋炎にてその部位の痛みが起こります。

デスクワークにてキーボード操作する際や、ピアノ演奏時に手首を小指側へ傾けながら小指で打鍵する際などに負担がかかりやすいことが考えられます。

手首を尺屈させてパソコン操作をしている画像です。このような動作が続くことでも尺側手根伸筋腱炎は起こると考えられます。

また、「かなづちを打つ際に手首を多用する」「レンチを回す際に過度に手首をひねる」などのことでも負担が出やすいことが考えられます。

橈側手根屈筋腱炎

 橈骨手根屈筋腱炎は、大菱形骨の尺側にて狭い線維性トンネルを通過し、まれんではありますが、この部分で狭窄されます。50代女性に多く、舟状骨結節部付近に痛みがあらわれます。抵抗をかけて手首を手のひら側に返したり、親指側に倒すことで痛みが誘発されます。

橈側手根屈筋腱炎の疼痛部位に関しての画像です。

同じ部位の痛みは、小さな子どもを抱っこする機会の多いママやペットを飼ってて抱きかかえる機会が多い方にも起こりうると考えます。

病院での治療

 主に症状がひどいときは、当て木やギブスでの固定と安静が選択肢としてとられ、炎症部位へのステロイド注射や局所麻酔などが行われます。鎮痛薬や湿布薬などが処方されることも多いです。これらの方法で対処療法を行った後、症状が治らない場合は、手術という選択肢をとることもあります。場合により、手術ではなく、まずリハビリテーションでどうにかならないか行う病院・クリニックもあるでしょう。

ハルモニアとしての対応

 ハルモニアは、整形外科で痛み止めのお薬を処方していただきながら、リハビリテーションやハルモニアでの施術を受けていただいた方がいいという考えです。何でもかんでも手術をすれば良くなるというわけではありません。手術をしないで過ごせるならそれに越したことはありません。

ただし、腱鞘炎の部位が「熱を持ち」「腫れていて」「脈打つような」痛みを伴っているようであれば、安静あるいはキネシオテーピングでの対応を行います。

「熱感」「腫れ」がなければ、腱鞘炎を引き起こす負担となっている手首の動きを確認していきます。手首の位置関係は本来、中指と腕の真ん中を結ぶ線が一直線になっていることがほとんどですが、腱鞘炎が起きている人の場合、一直線に並んでいることがほとんどありません。

ですので、手首の関節の動きを確認し、関節拘縮部位や、筋肉の柔軟性が低下している部分に施術を行い、負担を減らしていきます。

病院の整形外科にて腱鞘炎と言われたけど、痛み止めの薬や湿布薬だけ処方されて終わりになっている方に関しては、慢性化しやすくなりますので、一度ハルモニアにご相談ください。手のしびれ・指のしびれが起こってからでは解決できない場合もありますので、早め早めに対処していきましょう!

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