現代病と行っても過言ではない猫背や腰痛。立ち仕事をしていて股関節が痛くことも。猫背・腰痛・股関節痛などの身体の不調を少しでも自分自身で治せるようにしておきたいと思う人は少なくないはず!
そこで、姿勢と動作の専門家である理学療法士が、これ一つやると『猫背』『腰痛』『股関節痛』に有効なストレッチをご紹介します!
YouTubeの動画も解説として載せていますのでぜひやってみてください。
今回ご紹介するストレッチは、上半身・股関節・太もも前面にある腹直筋・腸腰筋・大腿四頭筋・前脛骨筋といった体の前面の方法についてご紹介します!
- 壁を背にして四つ這いになる
- 片方の膝を壁から15cm程度のところにつけ足の甲を壁につける
- 反対側の膝を立て、片膝立ちの姿勢に移行する
- 上半身を起こして片膝立ち姿勢になる
- 壁につけた足の踵にお尻を近づけるように重心移動する
- 壁に足をつけている側の手をバンザイする
今回ご紹介するストレッチの流れになります。一つずつ解説します。
ストレッチのスタートポジションは、四つ這いです。壁にお尻を向けるように位置しましょう。
膝が痛い場合は、膝の下に座布団あるいはバスタオルを畳んだものを置きましょう。
四つ這い姿勢から片方の膝を壁から15cm程度のところにつき、足の甲を壁に当てるようにします。
5cm程度のところまで近づけてできるようになると柔軟性が高くなったといえます。
壁に当てていない側の膝を立てて、片膝立ちの姿勢に移行します。
足の幅は肩幅に開いておきます。
上半身を起こして片膝立ち姿勢になります。立ててる側の足の位置は、膝よりも前にするとバランスがとりやすくなります。
腰が反りすぎることがないように、骨盤をしっかり起こしてくることを意識しましょう。
太ももの前側がしっかりと伸びるような感覚があればOKです。痛気持ちいい程度に伸ばしましょう。このポイントで30秒〜1分程度持続的に伸ばします。
片膝立ちの姿勢から、壁につけている踵にお尻をつけるように重心を後へ移動します。
立てている足で床を押すようにしながらお尻を近づけるとやりやすくなります。
より太もも前側が伸びるようになります。
可能な人は、壁に足の甲をつけている側の手をバンザイするように挙げていきます。
すると、股関節の前〜お腹の部分までストレッチされる部分が延長されます。
この状態で30秒伸びましょう。
それぞれのストレッチを左右両方で行います。くれぐれも痛気持ちいい範囲で行いましょう。太もも前面・股関節前・すね・お腹以外の部分に痛みや違和感が出る場合は、ストレッチを中止し、専門家に相談しましょう。
前述してきた動作を実際に動画で紹介しています。以下のYouTube動画が実際の動きです。
何度も繰り返し見ながら試してみてくださいね!
やり方が上手くわからない場合は、YouTube内でのコメントやこのブログ記事にコメント、お問い合わせフォームからご質問ください。
今回は、壁を使って行う猫背・腰痛・股関節痛予防のストレッチをご紹介しました。このストレッチ法ですが、以前テレビ番組「嵐にしやがれ」で松本潤さんがパーソナルトレーナーに身長が伸びるストレッチという名目で紹介されていたそうです。
太ももの筋肉の硬さ、股関節の付け根の硬さが改善することで骨盤位置が整い、猫背が正しい姿勢まで伸びることで脊柱・骨盤の位置関係が良くなるため身長が伸びると表現していると考えられます。
身長が伸びるか医学的根拠はありませんが、猫背・腰痛・股関節痛を改善・予防するストレッチとして有効な手段であることは間違いありません。
毎日行えると柔軟性が確実に変わってきますが、予防のためであれば週2〜3回行うのでも問題ありません。続けることが大事です!
整体サロンHarmonia(ハルモニア)では、猫背・腰痛・股関節痛に対する施術・ストレッチ・エクササイズはもちろん、セルフケアの指導も行っています。お客様の身体の使い方にあった運動方法をご提供していますので、ぜひご相談ください。
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