フルートの美しい音色を奏でるあなた。しかし、長時間の練習や本番の立奏の後に、こんな悩みを抱えていませんか?
- 「腰が重くて、集中力が続かない…」
- 「座って練習すると、背中や腰が固まってしまう」
- 「もう以前のように長時間、思い切り練習するのは無理かも…」
フルート演奏は、左右非対称な姿勢と呼吸コントロールが求められるからこそ、知らないうちに体に大きな負担をかけています。
フルート演奏する人のお悩みの一つ「腰の痛み」、実はフルート演奏特有の体の使い方と呼吸のクセが原因かもしれません。
なぜフルート奏者は腰痛になるのでしょうか?
フルートを演奏する際の姿勢は、楽器の構造上、左右非対称であるため体のバランスを崩しやすい特徴があります。ご自身の姿勢をチェックしてみてください。
フルートの演奏姿勢は、フルート演奏に特化した姿勢です。立奏を例に挙げると『譜面台に対して右斜め30〜45度に体を向け、フルートを譜面台と並行になるように構え、首が左に回旋した状態が基本姿勢』とされています。
しかし、腰痛を抱える人は、基本姿勢から姿勢が崩れている人が少なくありません。

- 長時間の演奏で、左足側に重心が偏っている
- 上半身が左側に弯曲し、右肩下がりになっている
- 譜面台に対して身体の向きが平行に近い
- 上半身よりも頭を前に突き出している
- 上半身が正面を向き、骨盤から下が右に開き、上半身と骨盤で「ねじれ」の関係が発生している
- 反り腰である
- お腹を突き出し、つま先重心で立っている
- 両足をハの字に開かず、前後に開脚するように立っている
- 譜面台に対して足の向きが真正面を向いている
- 背中を丸めて座っている
- 腰を丸め仙骨で座っている
- 両膝をつけ、両足を広げて内股で座っている。
一見、どの姿勢もフルートを演奏する人にはよくある姿勢と感じる方もいるかもしれません。ところが、人間の体の構造を考えるとこれらの姿勢は、腰に負担がかかり続け、腰痛につながります。
実は、呼吸法も腰痛の大きな原因です。
管楽器の指導で「お腹を膨らませて呼吸する」と教わった方も多いでしょう。しかし、このお腹を膨らませて呼吸をする意識が強すぎると、腹横筋という腹圧を高め、上半身を支えるとともに息を強く吐くためにも必要な筋肉が上手くはたらかなくなります。
- 息を吐くときもお腹が膨らんでしまう
- 息を吐くときに背中を丸めて息を吐いてしまう
このような自覚がある場合は、横隔膜を正しく使えていないだけでなく、腹圧を保って正しく呼吸を行えてないのです。美しい音色を保つための呼吸が、知らず知らずのうちに腰痛を引き起こしているのです。
また、この状態が続くと反り腰やぽっこりお腹にもつながりやすくなります。
演奏会では、ヒールの高い革靴やハイヒールなどを着用するフルート奏者の人は多いのではないでしょうか。
実は、ヒールが高い靴やハイヒールを履いて演奏した時に演奏のしづらさを感じたり、不安定な感じがする人は、
- 普段の演奏からつま先重心・土踏まずを潰した立ち方で、へそを突き出すようにしながら演奏している
- 背中・腰を丸めて恥骨を突き出すようにしながら演奏している
などの姿勢の崩れがあり、楽器を構える姿勢が安定していない証拠です。

フルート演奏中に感じるを少しでも緩和できるように今すぐできる対策をご紹介します。
フルートを構えるとき
- 両肩を結んだ線
- 骨盤の前面
- 足をハの字に開いたときの二等分線
が同じ方向へ向いていることが大事です。

両肩を結んだ線と骨盤の向きが違う方向に向いているだけで
- 上半身が骨盤よりも左に回旋している→左側腰痛
- 上半身が骨盤よりも右に回旋している→右側腰痛
が起きやすくなります。
フルート演奏での腰痛は、単なる揉みほぐしでは改善しません。演奏家としてベストなパフォーマンスを発揮し続けるためには、演奏姿勢と体幹の使い方に特化した根本的な姿勢の修正が必要です。
整体サロンHarmoniaでは、フルート演奏家特有の体の歪みに焦点を当てたオーダーメイド施術を行います。
あなたの座奏・立奏の姿勢から、腰痛の原因となるフルートを構えたときの上半身と骨盤のねじれの関係を詳細に分析します。
分析した情報をもとに、施術・ストレッチ・トレーニングを用いたHarmonia式アプローチを行います。
- 上半身と骨盤の向きを揃えるための姿勢調整
- 左右に偏った重心を体の「正中(真ん中)」に整える姿勢調整
これらを行うことで、演奏中に体が自然とニュートラルな位置に戻りやすくなり、腰への負担が劇的に軽減します。
腰痛を引き起こす股関節、太もも、すね、足の裏などの関連筋肉へ施術を行い、土台となる下半身を整えます。さらに、腹横筋を正しく使えるようになるための呼吸と体幹の使い方(ボディワーク)を指導します。
- 演奏で本当に使えるインナーマッスルの使い方を習得。
- 腹圧を適切に保てるようになり、ロングトーンの持続力アップなどの演奏パフォーマンスアップ
腰痛から解放されることは、ただ痛みがなくなるだけではありません。あなたの音楽生活そのものが大きく変わります。
- 演奏への集中力アップ
腰の痛みに気を取られることなく、音色や表現に心ゆくまで集中できます。 - 呼吸の質の向上
体幹のねじれが取れ、呼吸筋が効率よく使えるようになると、深い呼吸が可能になります。高音域でのコントロールやフレーズの持続が格段に楽になります。 - 長時間演奏への自信
「もう大丈夫」という自信を持って、長時間の練習やリハーサルに臨めるようになります。
- 30代 女性(演奏家・フルート教室運営)
長時間の立奏を行っても腰痛が出なくなりました。本番も安心して演奏に集中できています。 - 20代 男性(音大学生)
周りに同じような悩みの人がおらず、何が原因で腰痛が起きているかわからず不安でしたが、原因がわかりセルフケアの方法も教えていただけたので安心しました。
フルート演奏家にとって、体は資本であり、楽器の一部です。
「どうせ治らない」と諦めてしまう前に、演奏家特有の悩みを理解している整体サロンHarmoniaにご相談ください。体のプロがあなたの音楽人生を全力でサポートします。
長年我慢していたその痛みを根本から改善し、心から音楽を楽しめる毎日を取り戻しましょう。

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