最近、足の疲れや痛み、むくみやすさを感じていませんか?その原因は『扁平足』にあるかもしれません。
扁平足は、単なる足の問題だけでなく、放置すると全身の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
そこで今回は、扁平足を改善する重要性について解説します。
扁平足は、足の内側アーチ(土踏まずの部分)が低くなり、足裏全体が地面に接触する状態を指します。
主な症状は、
- 歩行時や長時間立つときの足の疲れやすさ
- 足裏や足首、ふくらはぎの痛み
- バランスの悪さや不安定感
などがあります。
扁平足は、男性よりも女性に多いと言われており、先天的な原因と後天的な原因があります。
先天性扁平足は、遺伝的な要因や胎児の成長過程で、足の骨や関節の発達が十分に行われず足のアーチ構造が形成されなかったことで起こります。
後天性扁平足は、加齢・肥満・運動不足・過度の運動・怪我などで起こります。
また、靴のサイズが合っていない、安全靴などの硬い靴を長時間履くなど足に負担がかかることでも起こります。
小さい頃から扁平足の方は、扁平足が普通のことであり、あまり問題視しない傾向にあります。しかし、足の問題ばかりが起こると思いきや、全身に様々な身体の不調を引き起こします。
足のアーチ構造は、歩く際の衝撃吸収するクッションのような役割を担っています。扁平足ではこの機能が低下し、足にかかる負担が増えます。
そのため、歩いていると足の裏の痛みやアキレス腱・ふくらはぎの痛みを感じやすくなります。
また、足のアーチ構造が正常に機能することで、蹴り出す力が生まれます。扁平足では、この蹴り出す力が弱まり推進力が低下します。
そのため、扁平足のまま速歩きを習慣にしていると、必要以上に疲労しやすく、足・膝・股関節の痛みにつながります。
扁平足によって体重が足の内側に乗るようになり、膝関節の内側に過度な負担となります。長期的に負担がかかると、O脚やX脚を引き起こし、膝の痛みを引き起こします。
椅子からの立ち座りの際にも内股になりやすく、膝への負担が大きくなります。
膝関節に負担がかかると、膝への負担を股関節が制御しようと過剰に働くため、股関節にも負担がかかります。
そのため、股関節のつまり感や鼠径部痛、坐骨神経痛などの股関節周囲の痛みを引き起こします。
扁平足によって体重のかかり方が変わると、体幹でバランスを取ろうとするため、猫背や反り腰などの姿勢の崩れが起こります。
そのため、肩こり・背中の痛み・腰痛などの痛みを引き起こします。
扁平足であることで、運動能力の低下・バランス能力の低下が起きやすくなります。
足の裏の痛みを伴う場合、まずは骨に異常はないか、筋肉や腱の断裂がないか整形外科を受診しましょう。
その上で、理学療法士のリハビリを受けられると、扁平足対策の自主トレなどを知ることを教わることができます。
湿布や痛み止めなどの対処療法で足の裏の不調が改善しない場合は、扁平足の施術を行っている専門家に相談してみましょう。
扁平足になると、地面を親指で蹴って推進力が得られないため、足を前に振り出して歩くようになります。
すると、つま先を持ち上げて歩く習慣になり、すねの筋肉・足の甲の筋肉が疲労して硬くなります。
立ち姿勢で足の甲とすねの筋肉をストレッチしていきましょう。
- 立ち姿勢あるいは座り姿勢で指を曲げて床につける
- 足の甲からすねまでを伸ばす意識で足首を伸ばす
- 痛気持ちいい感覚で20秒伸ばす
- 立ち姿勢あるいは座り姿勢で指を曲げて床につける
- 薬指・小指の足の甲側からすねの外側を伸ばす意識で外くるぶしをやや外に出しながら足首を伸ばす
- 痛気持ちいい程度で20秒伸ばす
扁平足は、整体などで施術してもらうことも大事ですが、いかに自宅でも扁平足対策ができるかが重要になります。今回は、3つほどセルフケアをご紹介します。
椅子に座って足元にフェイスタオルを引き、足の指でタオルを手繰り寄せるように「つかむ運動」
親指から小指までのつま先から付け根までをしっかり床につけた状態での「つま先立ちの運動」
これらの運動を毎日続けることで、扁平足の改善効果が高まります。
扁平足の人は、足幅の広い靴を履きがちです。日本人の平均は、女性でD程度、男性でD〜Eとも言われていますが、3Eや4Eを履く人が少なくありません。
土踏まずが潰れているため、足幅が広いと考えがちですが、土踏まずが潰れない状態で履ける靴を選ぶ必要があります。
足幅が広すぎると靴の中で足が遊んでしまい、扁平足を悪化させる原因になります。幅の広い靴にしたら余計足が疲れるなと感じるのはそのためです。
自分の足に合った靴のサイズを選びましょう!選ぶ基準をご紹介します。
- 必ずかかとにトントンと寄せてからフィッティングする
- 1cm程度つま先にゆとりがある
- 足の甲が紐などでぴったりフィットできる
- 指の付け根の部分が靴の踏み返しと同じ位置にある
- 左右ともフィッティングする
これらのことをまずは最低限守って選んでみましょう。そして肝心なのは、サイズの合った靴を履くときは、「靴紐をしっかりと結ぶ」ということです。
また、自分の足のサイズに合った靴でなければインソールを入れても効果は得られません。
そのため、適切なサイズを選ぶことが大切なのです!
扁平足は、姿勢と適切なケアと対策により改善がみられます。扁平足市販のインソールを使っていることに満足していると
熊谷市の整体サロンHarmoniaでは、一人ひとりの状態に合わせた丁寧な施術と指導を行っています。足の健康は、全身の健康につながります。扁平足でお悩みの方は、ぜひ一度、熊谷市の整体サロンHarmoniaにご相談ください。
歩く喜びを取り戻し、熊谷市の街並みを快適に散策できるよう、私たちHarmoniaのスタッフがサポートいたします。あなたの健康な歩みを、Harmoniaで始めましょう。
熊谷市の整体サロンHarmoniaでは、扁平足に対して以下のようなアプローチを行っています。
- 扁平足により硬くなってしまった足の裏・足の甲・踵の筋肉を緩め、ずれてしまった足のアーチ構造を整えます。
- 母趾屈筋群を強化するトレーニングを行い、足のアーチ形成を促します。
- 扁平足の影響にて崩れた骨盤・背骨の調整を行い、扁平足になりにくい身体の使い方へ整えます。
- 正しい歩き方、椅子からの立ち座り方、階段昇降の方法をお伝えし、扁平足の改善と予防につなげます。
硬い筋肉をほぐすだけ、歪んだ骨格を整えるだけでは、扁平足の改善は起こりにくいと考えているため施術だけでなく、足の指を鍛えるトレーニングを積極的に行っています。
整体サロンHarmonia(ハルモニア)は完全予約制です。以下の予約フォーム、LINE、お電話のいずれかでご予約ください。
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