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扁平足を整えて疲れ知らずの足で楽しく出かけよう!

足底の形状のイラスト。ハイアーチ・正常・扁平足

 最近、足の疲れや痛み、むくみやすさを感じていませんか?その原因は『扁平足』にあるかもしれません。

扁平足は、単なる足の問題だけでなく、放置すると全身の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

そこで今回は、扁平足を改善する重要性について解説します。

扁平足とは?

 扁平足は、足の内側アーチ(土踏まずの部分)が低くなり、足裏全体が地面に接触する状態を指します。

主な症状は、

  • 歩行時や長時間立つときの足の疲れやすさ
  • 足裏や足首、ふくらはぎの痛み
  • バランスの悪さや不安定感

などがあります。

正常な土踏まずと扁平足の比較
上:通常 下:扁平足

扁平足の原因

 扁平足は、男性よりも女性に多いと言われており、います。

 また、先天的な原因と後天的な原因があります。

先天性扁平足

 先天性扁平足は、遺伝的な要因や胎児の成長過程で、足の骨や関節の発達が十分に行われず足のアーチ構造が形成されなかったことで起こります。

後天性扁平足

 後天性扁平足は、加齢・肥満・運動不足・過度の運動・怪我などで起こります。

また、靴のサイズが合っていない、安全靴などの硬い靴を長時間履くなど足に負担がかかることでも起こります。

小学生の扁平足はどんな要因が考えられる?

 小学生の扁平足が増えていると言われています。その要因として、

  • インドアで遊ぶ機会が増え、外で遊ぶ機会が減っている
  • 生活様式が変わり、和式トイレ使用など足を開いてしゃがむ機会が減っている
  • すぐサイズアウトしてしまうために大きめの靴を履く傾向にある

などが挙げられます。

扁平足が全身に与える影響

 小さい頃から扁平足の方は、扁平足が普通のことであり、あまり問題視しない傾向にあります。しかし、足の問題ばかりが起こると思いきや、全身に様々な身体の不調を引き起こします。

足への影響

 足のアーチ構造は、歩く際の衝撃吸収するクッションのような役割を担っています。扁平足ではこの機能が低下し、足にかかる負担が増えます。

そのため、歩いていると足の裏の痛みやアキレス腱・ふくらはぎの痛みを感じやすくなります。

また、足のアーチ構造が正常に機能することで、蹴り出す力が生まれます。扁平足では、この蹴り出す力が弱まり推進力が低下します。

そのため、扁平足のまま速歩きを習慣にしていると、必要以上に疲労しやすく、足・膝・股関節の痛みにつながります。

膝関節への影響

 扁平足によって体重が足の内側に乗るようになり、膝関節の内側に過度な負担となります。長期的に負担がかかると、O脚やX脚を引き起こし、膝の痛みを引き起こします。

椅子からの立ち座りの際にも内股になりやすく、膝への負担が大きくなります。

正常な膝のアライメント・O脚・X脚を示したイラスト

股関節への影響

 膝関節に負担がかかると、膝への負担を股関節が制御しようと過剰に働くため、股関節にも負担がかかります。

そのため、股関節のつまり感や鼠径部痛、坐骨神経痛などの股関節周囲の痛みを引き起こします。

体幹への影響

 扁平足によって体重のかかり方が変わると、体幹でバランスを取ろうとするため、猫背や反り腰などの姿勢の崩れが起こります。

そのため、肩こり・背中の痛み・腰痛などの痛みを引き起こします。

立ち姿勢(立位)での姿勢の崩れについて表した図です。左から正常・猫背・反り腰・スウェイバック姿勢を表しています。

全身への影響

 扁平足であることで、運動能力の低下・バランス能力の低下が起きやすくなります。

扁平足の対策とは

専門家にみてもらう

 足の裏の痛みを伴う場合、まずは骨に異常はないか、筋肉や腱の断裂がないか整形外科を受診しましょう。

その上で、理学療法士のリハビリを受けられると、扁平足対策の自主トレなどを知ることを教わることができます。

湿布や痛み止めなどの対処療法で足の裏の不調が改善しない場合は、扁平足の施術を行っている専門家に相談してみましょう。

ストレッチ

 扁平足になると、地面を親指で蹴って推進力が得られないため、足を前に振り出して歩くようになります。

すると、つま先を持ち上げて歩く習慣になり、すねの筋肉・足の甲の筋肉が疲労して硬くなります。

立ち姿勢で足の甲とすねの筋肉をストレッチしていきましょう。

前脛骨筋・長母趾伸筋のストレッチ

  • 立ち姿勢あるいは座り姿勢で指を曲げて床につける
  • 足の甲からすねまでを伸ばす意識で足首を伸ばす
  • 痛気持ちいい感覚で20秒伸ばす
前脛骨筋・長母趾伸筋のストレッチ

長趾伸筋・短趾伸筋のストレッチ

  • 立ち姿勢あるいは座り姿勢で指を曲げて床につける
  • 薬指・小指の足の甲側からすねの外側を伸ばす意識で外くるぶしをやや外に出しながら足首を伸ばす
  • 痛気持ちいい程度で20秒伸ばす
長趾伸筋・短趾伸筋のストレッチ

足の筋肉のトレーニングを行う

 扁平足は、整体などで施術してもらうことも大事ですが、いかに自宅でも扁平足対策ができるかが重要になります。今回は、3つほどセルフケアをご紹介します。

タオルギャザー

椅子に座って足元にフェイスタオルを引き、足の指でタオルを手繰り寄せるように「つかむ運動」

扁平足予防のタオルギャザー運動

かかと上げ

親指から小指までのつま先から付け根までをしっかり床につけた状態での「つま先立ちの運動」

かかと上げ運動

これらの運動を毎日続けることで、扁平足の改善効果が高まります。

靴は適切なサイズを履く

 扁平足の人は、足幅の広い靴を履きがちです。日本人の平均は、女性でD程度、男性でD〜Eとも言われていますが、3Eや4Eを履く人が少なくありません。

土踏まずが潰れているため、足幅が広いと考えがちですが、土踏まずが潰れない状態で履ける靴を選ぶ必要があります。

足幅が広すぎると靴の中で足が遊んでしまい、扁平足を悪化させる原因になります。幅の広い靴にしたら余計足が疲れるなと感じるのはそのためです。

自分の足に合った靴のサイズを選びましょう!選ぶ基準をご紹介します。

靴を選ぶ基準
  • 必ずかかとにトントンと寄せてからフィッティングする
  • 1cm程度つま先にゆとりがある
  • 足の甲が紐などでぴったりフィットできる
  • 指の付け根の部分が靴の踏み返しと同じ位置にある
  • 左右ともフィッティングする

これらのことをまずは最低限守って選んでみましょう。そして肝心なのは、サイズの合った靴を履くときは、「靴紐をしっかりと結ぶ」ということです。

また、自分の足のサイズに合った靴でなければインソールを入れても効果は得られません。

そのため、適切なサイズを選ぶことが大切なのです!

まとめ

 扁平足は、姿勢と適切なケアと対策により改善がみられます。扁平足市販のインソールを使っていることに満足していると

熊谷市の整体サロンHarmoniaでは、一人ひとりの状態に合わせた丁寧な施術と指導を行っています。足の健康は、全身の健康につながります。扁平足でお悩みの方は、ぜひ一度、熊谷市の整体サロンHarmoniaにご相談ください。

歩く喜びを取り戻し、熊谷市の街並みを快適に散策できるよう、私たちHarmoniaのスタッフがサポートいたします。あなたの健康な歩みを、Harmoniaで始めましょう。

整体サロンHarmoniaでの扁平足改善のアプローチ

 熊谷市の整体サロンHarmoniaでは、扁平足に対して以下のようなアプローチを行っています。

  • 扁平足により硬くなってしまった足の裏・足の甲・踵の筋肉を緩め、ずれてしまった足のアーチ構造を整えます。
  • 母趾屈筋群を強化するトレーニングを行い、足のアーチ形成を促します。
  • 扁平足の影響にて崩れた骨盤・背骨の調整を行い、扁平足になりにくい身体の使い方へ整えます。
  • 正しい歩き方、椅子からの立ち座り方、階段昇降の方法をお伝えし、扁平足の改善と予防につなげます。

硬い筋肉をほぐすだけ、歪んだ骨格を整えるだけでは、扁平足の改善は起こりにくいと考えているため施術だけでなく、足の指を鍛えるトレーニングを積極的に行っています。

ご予約方法

 整体サロンHarmonia(ハルモニア)は完全予約制です。以下の予約フォーム、LINE、お電話のいずれかでご予約ください。

予約フォーム

サービス選択・スタッフ選択・ご利用希望日時をそれぞれ選んでいただき、詳細にどんな不調でお悩みか簡単にご記入ください。

※予約フォームは24時間受け付けております。(時間帯により予約確定は翌日になります。)

※オンラインでの楽器奏者のコンディショニング相談に関しては、予約フォームあるいはLINE予約よりご予約ください。

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