膝の痛みがなかなか治らないとサポーターやテーピングでごまかしつづけていませんか?膝の痛みは、誤魔化し続けていると関節の変形に繋がる可能性があります。
実は、膝の痛みが長引く原因が膝だけに限らないことをご存知でしょうか?
今回は、膝の痛みが長引く原因について解説しました。これかな?と思う原因があったら早めに対策しましょう!
膝の痛みは様々な要因で発生します。主な原因として以下の6つが挙げられます。
移動中の転倒やスポーツ中の衝突などにて打撲・挫傷・半月板損傷・靭帯損傷などを受傷することで炎症が起き、膝に痛みを感じるようになります。
場合によっては、関節構造自体の破綻が
ランニングや階段の上り下り、立ったりしゃがんだりの繰り返し動作により膝の負担が増え、炎症を生じて痛みを感じます。
膝関節を曲げ伸ばしする筋肉や股関節をコントロールする筋肉がオーバーワークを起こして硬くなると、膝が伸び切らなくなったり、ねじれる負担が常にかかり、痛みを生じやすくなります。
年齢とともに膝関節内の軟骨の摩耗が起こることで膝関節の構造的なズレが生じ、膝関節周囲の組織が炎症を起こすことで、痛みを生じる場合があります。
人によって、加齢によって関節の変形が起こっても痛みを生じない方がいます。
関節リウマチや化膿性関節炎などの炎症性疾患により、痛みを感じます。
O脚やX脚などの膝関節の位置の崩れがあることで、膝関節のなめらかに動かず、負担がかかるため痛みを感じます。
また、扁平足により荷重点がずれることで、正しい膝関節の動きを妨げられ、痛みを生じやすくなります。
膝を伸ばすために必要な内側広筋の筋力が低下することで、関節負担が増え、痛みが起こりやすくなります。
また、下腹部の筋肉やお尻の筋肉が弱くなることでも膝を伸ばしにくくなるため、膝への負担につながります。
膝の痛みが一時的なものではなく長期化する理由には、以下のようなものがあります。
膝の痛みを感じた初期症状のときに適切な治療を受けないと、症状が悪化し、回復に時間がかかる可能性があります。
サポーターやテーピングをすると楽になるからと痛みを誤魔化しながらの生活は、悪化する可能性が高いです。
病院を受診している場合は、理学療法士のリハビリを希望して痛みの原因を評価してもらうといいでしょう。
痛みがあるにもかかわらず、膝に負担をかけ続けることで、炎症症状が悪化したり、オーバーワークによる筋肉の血行不良が痛みを持続させる要因となります。
例えば、膝の痛みを感じながらランニングやジャンプスポーツを続けたり、少しでも運動して痩せなさいと言われたから痛みを我慢して散歩したりすると悪化し、痛みが持続します。
過度の体重は、膝関節に余分な負担をかけるため、痛みを持続させる要因となります。
膝関節がまっすぐ伸びなくなる、股関節の前側が硬くなって骨盤がうまく立たないなど、膝の関節が曲がったままは要注意!
股関節や膝関節の動きを作る筋肉が正しく機能しなくなり、膝関節に過度な負担がかかり続けるため痛みが長引いてしまいます。
また、
- 足首が硬い
- 扁平足がある
- 外反母趾がある
- 足の裏が痛くなりやすい
- 足がむくみやすい など
といった足の可動域の低下や不調も大きな影響があります。
膝が痛いことで動かなくなることにより、活動が制限されてより筋力低下を起こすという悪循環に陥ることがあります。
そのため、筋力低下を起こさないように膝の痛みが限りなくない状態の中で運動をする必要があります。
座っているときに背中・腰を丸めて猫背になっている、立ちしゃがみのときに両膝が近づくようにしゃがんでしまうなど、姿勢や動作の崩れがあると、常に膝に負担がかかり続けるため痛みが長引きます。
- 猫背
- 反り腰
- 内股
- X脚・O脚
- スウェイバック姿勢
- 膝よりもつま先が外に向いた状態で動作する など
これらの姿勢の崩れは、膝の痛みに大きく影響します。当てはまる膝以外の症状や姿勢の崩れがみられる人は、膝だけ治そうとしても症状は変わらないため全身から施術していく必要があります。
また、扁平足であったり外反母趾、側弯症なども膝の痛みが長引いてしまう要因となるため注意が必要です。
膝の痛みは様々な要因で発生し、それが適切に対処されないと長期化する可能性があります。痛みを感じたら早めに専門家に相談し、原因を特定することが重要です。
また、日常生活での注意点を守り、適切な運動やストレッチ、栄養管理を行うことで、膝の健康を維持し、痛みの長期化を防ぐことができます。
膝の痛みで悩んでいる方は、この情報を参考に、自身の状況を見直してみましょう。持続する痛みがある場合は、必ず専門家に相談し、施術や必要な運動を教えてもらうようにしましょう。
整体サロンHarmoniaは、膝関節の長引く痛みの施術やトレーニングに対応しています。膝の痛みで悩む場合、股関節の柔軟性低下や扁平足など他の場所の不調を抱えていることがほとんどです。
そのため、Harmoniaでは全身から施術して膝痛に関わる筋肉・関節の不調を取り除いて根本改善するアプローチを行っています。
膝の痛みが改善したあとも大切なのは悪化させないこと。バスケットボールやバレーボールなどのジャンプスポーツをしていて膝が痛くなる方は、定期的なからだのメンテナンスをおすすめしています。
痛みが取れたからと無理をすれば、再び膝の痛みに悩むことになります。Harmoniaでは、セルフケアの方法も丁寧にお伝えし、状態を維持できるようにサポートしています。
LINE公式アカウントでは、運動方法などがわからなくなったときにセルフケアの方法の再確認を写真や動画で解説するなどのアフターフォローも行っています!
立っているとき、歩いているとき、スポーツ中の膝の痛みが治らないと諦めず、Harmoniaにご相談ください。