050-3706-5031
埼玉県で唯一!音楽家に特化したコンディショニングを受けられるのはコンディショニングサロンHarmoniaだけ!

TFCC損傷・胸郭出口症候群でお悩みのピアニストに出張施術対応をいたしました!

TFCC損傷と胸郭出口症候群でお悩みのピアニストに出張施術対応をいたしました!

 今回は、ご縁あってTFCC損傷という右手首の痛みと胸郭出口症候群という左腕のしびれに悩まされていたピアニスト・ピアノ講師の施術を出張にて対応させていただきましたので、ご紹介させていただきます!

TFCC損傷と胸郭出口症候群とは

 TFCC損傷と胸郭出口症候群について簡単にご紹介します。

TFCC損傷は、三角線維軟骨複合体という部分が損傷して手首の小指側に痛みが出現するもので、整形外科に受診するとサポーター処方と痛み止めのお薬を処方されることが多く、安静にしてくださいと言われることが多い損傷です。

炎症が落ち着いたあとも、関節拘縮を起こしている部分を改善させないと痛みがなかなか良くならない場合が多いのが特徴です。

TFCC損傷が起きると痛みが出る部分を表しています。
TFCC損傷で痛みが起こる部分を示した写真

 胸郭出口症候群は首の付け根部分や鎖骨・肋骨部分で骨・筋肉が原因で神経・血管が圧迫されることで手のしびれや腕の脱力感が生じる病気です。

胸郭出口症候群は、首から鎖骨にかけて神経と血管の圧迫が起こることで脱力感やしびれが起こる

猫背や巻き肩、なで肩の姿勢になりやすい人、重たいものを持ち運ぶ仕事の人、ピアノ・フルート・ヴァイオリン・チェロ・トランペットなど空中で腕を保持する必要がある楽器演奏者の方にみられやすい病気です。

整形外科に受診するとしびれを改善させる薬の処方や重たいものを持たないように・腕を挙げる機会を減らすようになどといった指導をされ、リハビリがあるところでは、リハビリの指示が出たりします。

肋骨の一部を切除する手術を提案されることもありますが、第一選択肢はリハビリテーションです。

詳しくは、以前書いた記事に症状やちょっとした対処法などをご紹介しておりますので参考にしてください。

出張施術にて行ったことをご紹介!

 さっそくですが、出張施術にて行ったことをご紹介します!出張だからといって特別変わったことがあるかというとそうではありません。店舗で提供させていただいているものを出張でも行っております。

姿勢の崩れと関節の可動性をチェック!

まず、立ち姿勢と座り姿勢をチェックさせていただきました。手首・腕の張りや痛みなどの負担を感じている方は、猫背やスウェイバックという横からみたら頭が前に突き出し、背中が丸まり、骨盤を前に突き出して立つ姿勢になっている傾向が高くなります。

今回のピアニストさんの場合、まさにスウェイバックの姿勢となっておりました。

胸郭出口症候群がある左側の肩の位置や上半身の重心のとり方などをチェックしました。左肩が巻き型であり、上半身の重心が骨盤より後ろにあり、骨盤も足首に比べて前に位置しています。
左側の姿勢はスウェイバック

TFCC損傷と部分は、手首が橈屈制限がみられていました。

TFCC損傷でお悩みの右手首の動きをチェックしました。手関節橈屈の可動性に制限がみられました。これでは痛みが出やすくなります。
TFCC損傷のある右手首の橈屈はこれ以上動きません

この手首の橈屈制限は、演奏中に手首を尺屈させる動作が多くなっているとTFCCに負担がかかり炎症や拘縮をおこしやすくなります。オクターブの演奏にて指先から運指を行ったり、ピアノと身体との距離が近すぎることで腕を動かしにくくしている場合に起こります。

また骨盤の歪みのチェックなども行いました。

ピアノ演奏時の腰痛の訴えもあったため、骨盤の位置関係もチェック。上前腸骨棘という骨のでっぱりの高さが左右で指1本分以上差がありました。
右上前腸骨棘が左よりも低い位置にある

骨盤は左右の上前腸骨棘という骨の出っ張り部分の高さを左右で比較すると右側のほうが左に比べて親指1本分低い状態でした。

これだけ差があると骨盤にねじれの負担が生じ、腰の筋肉や股関節の筋肉が硬くなっていることが推測されます。

こうやって客観的に姿勢を確認することは個人ではなかなかありませんので、ご利用されたお客様は驚いておりました。自分自身では、左右のバランスの違いを感じ取ることはなかなか難しいものなのです。

チェックした結果から施術

手首の動きの硬さに対する施術はもちろん、全身の体の歪みを整える施術を行いました!

股関節の付け根を伸ばすストレッチハムや太もも裏を伸ばすストレッチ、腰の筋肉を伸ばすストレッチ、肩甲骨モビライゼーション、手関節モビライゼーション、インナーマッスルトレーニングなどを行いました。

腰痛の原因の一つとなっていた太もも裏にあるハムストリングスという筋肉のストレッチをPNFの理論にて行っているところです。
右太もも裏のストレッチをPNFの理論で行っているところです
胸郭出口症候群側の肩周囲への施術をしています
肩甲骨の動きの硬さや胸郭狭小化に対して胸郭が拡張でき、肩甲骨がしっかりと背中で寄れるように施術を行っています。
肩甲骨・胸郭の狭小化に対して動きを出すように施術をしています
弱かったインナーマッスルのトレーニングを行っています

全体的に施術をさせていただきましたが、手首への施術自体は10分かからない程度でした。

どちらかというと、手首よりも肩甲骨や体幹の問題を徹底的に施術・ストレッチしていきました。

ピアノ演奏をしていただいて普段の調子と比較

施術前後の動きの比較になります。原因となっていた右手首と左肩甲骨周囲の変化を見ていただければと思います。

TFCC損傷に対しての施術のビフォア・アフターです。手関節の橈屈角度が拡大しているのがわかるかと思います。TFCCが損傷後拘縮を起こしてしまっていた部分をしっかりとストレッチなどをしてあげることで痛みを改善できます。
右手首の橈屈可動性【左がbefore、右がafter】
胸郭出口症候群の見られた左半身の姿勢のビフォア・アフターです。肩甲骨が後ろに下がり、猫背も少なくなり、頭の位置も上半身の上に位置するように整っています。
立っている姿勢【左がBefore、右がafter】

TFCC損傷後の硬くなっていた手首に関しては、親指側に手首を倒す橈屈という動きの可動域が広くなり、青線と緑線を比べていただいても変化がみられます。

橈屈の可動域が出たことで、ピアノ演奏時にオクターブを打鍵するときの手首の力みによるTFCCの違和感や痛みが軽減され、右手で高音域を打鍵するときに操作しやすくなります。

胸郭出口症候群のでお悩みの左肩や姿勢に関しては、赤線部分が左肩の肩峰と呼ばれる肩の骨の部分を目安にし、緑線で背中の一番丸まっている部分を目安にしていますが、その距離が狭くなっているが少なくなっているのが写真からも見えるかと思います。緑線に関してはafterのほうが、足の裏に掛かる位置まで移動していることから上半身の重心が中央によっていることがおわかりになるかと思います。

上半身の重心が骨盤上へ乗ることによって胸が張りやすくなり、胸郭出口症候群の原因となる巻き肩・猫背を予防することができます。

実際にピアノを演奏して手首の動きや腰の違和感を確認!

 施術後に普段の演奏と比べてどうなのかを比較していただきました。

事前にSNSで手首の痛みについてご相談を受けていたので、その際にお伝えしたピアノと身体との距離と椅子の高さについて調整するようお伝えしていました。

痛みで辛かったときの座り姿勢を見直すとだいぶピアノと身体の距離が近く、視野も狭くなっており、鍵盤の両端側に近づくにつれて肘を軸にして肩をねじるように開いていることがわかったそうです。

ピアノと体の距離が近く、腕の動かし方が肘を軸にして動かしてしまうことが増えてしまい、手首を尺側させてTFCCへの負担が増えるような演奏になっていたとお話されているときの写真です。
ピアノと身体の距離が近いと手首の負担が感じることがわかったとお話されていました
ピアノとの距離を開けた上で、オクターブを打鍵する際の手首の痛み・違和感がなくなって打鍵しやすくなったとオクターブ演奏の練習をされていてお話されています。
ピアノとの距離を調整した上でオクターブを打鍵して手首の痛みがないことを確認されています

写真を見ていただくとわかるように高音域を打鍵しようとした際の肩・手首の動き方が異なることがわかるかと思います。

また、手首の運び方について少々アドバイスさせていただきました。

フィンガリングの際、両サイドの鍵盤ヘ向かうときの指の運びは、
外側の鍵盤へ指を運ぶ際は、手首の小指側から動かすというアドバイスに「なるほど!」となっている様子です。

TFCC損傷や手首の痛みを訴える方の多くが、外側の鍵盤を打鍵する際に指先から移動させ、自分自身で手首の負担を増やしています。

そういった方は、手首の小指側から移動させるように少々意識するだけで手の運び方が変化してきます。

体の不調を感じている音楽家の方は我慢しないで!

 今回は、TFCC損傷・胸郭出口症候群に悩まれてるピアニストの方に出張施術をさせていただきました。実際にご自身が使っていらっしゃるピアノで調子の確認ができるたのが嬉しいとのお話もありました。

店舗でも、ピアノ先生に対する施術を行っていますが、猫背・巻き肩・頭が前方へ突出しているという姿勢の方が多く、首・肩・背中の張りや痛みを感じている方は多いです。

また、指先の疲労感を日頃感じながらも慣れてしまっていて休めば治ると思われている方が多いのですが、練習中に疲労感を感じている時点で指を動かす筋肉の疲れが残っています。その疲労がフィンガリングのパフォーマンスを低下させていることに気づいていない方も多いのです。

前腕や手のひら、指に対しての施術をすることで「オクターブ押さえるのが大変だったけど、指が開きやすくなったから楽になった!」「フィンガリングしやすくなった!」とお話しいただく方は多いです。

前述してきたようにピアノと身体との距離や手の運び方などで体の負担が変わる部分もあるため、姿勢や動作から体の負担を見つけ出すことを得意とするコンディショニングサロンHarmoniaを一度ご利用ください。

ご予約方法

以下の3つの方法からご予約いただけます。

※当日予約をご希望される場合は、LINE・お電話にてお問い合わせいただくとスムーズです。

Harmoniaは出張施術にも対応しております!

 今回の出張対応は、音楽教室へ伺いさせていただきました。音楽教室に限らず、

  • ご自宅
  • 企業
  • 音楽教室
  • スタジオ
  • 練習拠点
  • コンサート会場の控室

などにも出張いたしますのでご相談ください。

最高のパフォーマンスが発揮できるように、身体のサポートさせていただきます。

▶ お問い合わせフォームはこちら ◀

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です