埼玉県熊谷市石原にある整体サロン『コンディショニングサロンHarmonia』の四分一です。
Harmoniaは、音楽家のコンディショニングと銘打って、音楽家の方に起こりやすい肩や肘、手首、指の痛みや張り、呼吸苦やブレスが続かないなどの呼吸の問題に対して歌唱姿勢や楽器の演奏姿勢をもとにして根本改善をする音楽家向け整体を行っています。
「音楽家のコンディショニングって実際どんなことやってるの?」と思われている人も多いかもしれません。今回は、Harmoniaで行っている音楽家のコンディショニングに関してチェロ奏者の方の実際の例をご紹介いたします。
1.カウンセリングシートにて演奏中どんな不調があるかチェック!
Harmoniaが準備しているカウンセリングシートに、現在困っている体の症状(肩の張り・腱鞘炎・指のこわばりなど)やパフォーマンスを上げたい動きの部分(ボウイングをスムーズにしたい・指の力みを減らしたい)を記入いただきます。
そのカウンセリングシートをもとにして、カウンセリングを行いながら問題点をピックアップしていきます。
2.普段どおりの演奏姿勢をチェック!
Harmoniaではまず、実際の演奏姿勢・演奏中の動作を確認します。iPadにて撮影しながら、客観的にも自分の演奏姿勢を確認してもらいます。
- 座っている姿勢でアンバランスな状態が起こっていないか
- 腕の動きで必要な関節の動きが出ているのか
- 指先の動きを制限する手首や肩の使い方になっていないか
などをチェックしていきます。
演奏動作を確認することで、どの関節がうまく動かせていないか、身体の使い方がどの部分がスムーズでないのかなどを探し出すことができます。
3.日常生活での姿勢もチェックします!
演奏姿勢も大事ですが、日常生活でとりやすい姿勢も確認していきます。実は、日常生活の立つ姿勢や座る姿勢が崩れていると、演奏姿勢にも反映されてしまうことが多くあるのです。
- 猫背
- 巻き肩
- 反り腰
- スマホ首
- ストレートネック
- 脚組んで座る
- 横座り
前述した姿勢は、演奏姿勢にかなり影響を与えます。
楽器演奏に関しては、左右非対称の姿勢での演奏が多いため、日頃から脚を組んだり横座りの機会が多いと、より左右の姿勢に差が出てしまい、肩の痛みや腰痛の原因となります。
声楽に関しては、猫背や反り腰であることで声量が小さくなってしまったり、声がかすれやすくなってしまったり、息が続かなくなってしまったりという問題がみられやすくなります。
4.関節や筋肉など局所にかかる負担をチェック!
今まで調べてきた姿勢や動作から負担が起きている部分を特定し、関節の動きを整えていくべき部分を詳しく調べていきます。(以下の画像は、チェロ奏者の左肩の張りの原因をチェックしているところです。)
5.施術・ストレッチ・ボディワークでコンディショニング!
実際に問題のある筋肉に対するストレッチの指導や直接的な施術を行います。
ストレッチで取れない筋肉の硬さは、手でのもみほぐしや振動機器を使って筋肉の柔軟性を引き出したりといろいろな手段でほぐしていき、ストレッチへつなげていきます。
また、楽器を演奏するにあたって体幹の安定性は重要になります。ストレッチポールを用いて体幹の軸を整えるトレーニングも行います。
6.本番終了後や練習頻度が増え疲労が溜まったらメンテナンス!
本番に向けて練習を積み重ねることでオーバーワークになる方もおられます。また日頃の演奏姿勢の崩れがある状態で練習を続けると疲労しやすくなるため、ハルモニアでは定期的な体のメンテナンスもオススメしています!
Harmoniaは音楽家の身体のケアに力を入れています。
- パフォーマンスアップのための身体の使い方を学ぶため
- 本番終了後のアフターケアをするため
- 日頃の演奏練習でのオーバーワークのケアをするため
- 胸郭出口症候群や腱鞘炎、ばね指などの音楽家特有の怪我を予防するため
にHarmoniaをご活用ください。スタジオなどへの出張がご希望の場合は、ご相談ください。また楽団などが集まって練習する会場への出張も承ります。
気になった方はぜひ以下の方法でご予約ください。