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ギター奏者の手首の痛みはなぜ起こる?考えられる原因と自分でできる対策をご紹介!

ギター演奏している人の写真です。

 ギターを弾くことは楽しいことですが、練習中に手首の痛みに悩んでいるギター奏者は多いのではないでしょうか。手首の痛みがあると弦を弾くことが困難になり、演奏ミスに繋がったり演奏の質が低下し、自分の思ったような演奏ができずにストレスが溜まったりします。

手首が痛いのは、練習不足だからと考える方もいますが、実はそれだけではありません。弦を弾く右手首、指板を押さえる左手首それぞれ使い方が異なるため起こる問題は異なります。

そこで今回は、ギター奏者の手首の痛みの原因と対策について詳しく解説します。

ギター奏者に起こる手首の痛みの原因について

 ギター奏者の手首の痛みの原因には、以下のようなものがあります。

過剰な練習や演奏

 ギター奏者は、練習や演奏に多くの時間を費やします。前になると休憩せずに2〜3時間、多い人だと4時間以上練習するというお話も少なくありません。スポーツのように全身運動するわけではないため、疲れを感じにくいですが手首・指の動きをたくさん使っているため、指・手首を動かす筋肉は疲労しています。

過剰な練習や演奏は手首に負担をかけ、手首の痛みを引き起こす原因になります。

不適切なポジション

 ギターを弾く際、不適切なポジションで弾くことは手首に負担をかけます。例えば

  • 右手首を手のひら側に過度に曲げながら弦を弾く
  • 左指で弦を抑える際に左肘を曲げる力を入れたまま行う
  • ネックを身体に近づけた状態で左肘の位置が
  • 指板を覗き込むように猫背になってしまう

といった不適切なポジションでは、手首に負担がかかり痛みにつながります。

ギター奏者の手首の痛みの対策について

 ギター奏者の手首の痛みを緩和するには以下のような対策があります。

正しいポジションでの演奏

 手首に負担を掛けないポジションでの演奏姿勢に変えていくことが方法の1つです。例えば以下のようなポイントがあります。

  1. ギターのネックと身体との距離を調節する。
    ギターのネック部分を身体に近づけすぎた状態で弦を押さえると、手首のりきみにつながります。左腕が力まない程度に上半身からネックを離すような位置に調節してギターを少し斜めに構えてみるのも方法です。
  2. 肘を曲げずにギターを支える。
    左手でネックを持つときに肘を曲げるようにして支えるのではなく、上腕から押し支えるようにして構えるようにすると手首の力みを減らすことができます。
  3. 右手のポジションを調節する。
    ピックをもつ右手首を曲げた状態で弦を弾くと手首の力みにつながるため、ピックを持つ角度と手首の角度、弦を弾くときの腕の動かし方などを無駄な力を必要とせず演奏できる位置に調節しましょう。

適切な休息とストレッチ

適切な休息とストレッチは、手首の痛みを緩和するために大切です。練習の合間には適度に休息を取りながら、手首のストレッチを行うようにしましょう。

  • 手首を手のひら側に曲げるストレッチ
  • 手首を手の甲側に反らすストレッチ
  • 手首を回すように動かすストレッチ

などを行うと手首の筋肉を緩め、手首の痛みを軽減させることにつながります。手首のストレッチをいくつかご紹介します。

どちらのストレッチも手首の負担を減らすストレッチです。これらのストレッチを行っても手首の痛みが変化しない場合は、手首以外の筋肉などに問題があるため、Harmoniaにぜひご相談ください。

まとめ

 ギター演奏時の手首の痛みについて原因と対策を解説しました。ご紹介した原因や対策は一例です。個人の演奏姿勢やよく引く曲によっても手首の負担のかかり方は変わります。セルフケアで解決できれば良いですが、試しても痛みが改善しない場合は、専門家に相談しましょう。

整体サロンHarmoniaは、楽器奏者に起こる演奏中の指・手首・肘・肩の不調を姿勢や動作から原因を探し出し、アプローチします。手首の痛みの原因となる手首を動かす筋肉、手首の軟部組織の柔軟性を改善させるために、関節モビライゼーションやトリガーポイント療法、徒手的な手技を行います。また、手首の負担となる猫背や巻き肩などの姿勢の崩れに対しても施術を行い、整えていきます。

ぜひ一度ご相談ください。

ギター奏者の手首の痛みについてよくあるご質問

ギター演奏中の手首の痛みが続く場合、どのように対処すればいいですか?
まずは、過度な練習を止め休息をとり、手首のストレッチを行ってみましょう。それでも痛みが続く場合は、腕や肩周囲のストレッチや楽器を構えるポジションの修正を行いましょう。左手で弦を押さえるときに手首が楽になる位置がどこなのか、ギターをどう構えることで腕全体の力みが起きなくなるのかを本番に向けた練習が佳境になる前に探してみましょう。演奏中の猫背姿勢も力みの原因となりますので、背筋を伸ばしてギターを構えられるようにしていきましょう。

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